ジーニーが願い事を叶えてくれた夜☽・:*私に恋人が出来たお話その3

アプリの1人目には、ちゃんとさよならした。
会いたいとも思わなくなってたし、2人目の彼と同時進行するのは無理だから。




さて、2人目の彼とは。
アプリのメッセ機能からLINEへ。
そこから電話とLINEをするようになり、初めましての日には送ってくれて。
その後も毎日LINEと電話をするようになった。
敬語で話してたのを辞めてタメで話して、呼び方も変えた。
毎週水曜日は割と彼の帰りが早かったから、長電話した。



初めましてから最初の水曜日の夜。
電話してたら
我慢し切れないよ
って言うから
ものすごく純粋に何のこと?って疑問に思った。
その後の言葉を聞くまでは。




「貴女のことが好きなんだけど」
「自分のこと どう思ってるのか教えて…?」




一気に心拍数上がった。電話越しに、そんなこと言われて。
(今でも忘れられない)
でも伝えてくれたんだから、ちゃんと言わなきゃって思って。


「ありがとう」
「私も貴方のことが好き」
「だけど今度のお出掛けで、ちゃんと直接聞かせて…?」


電話越しに告白されたのは嬉しかったけど、やっぱり顔を見て返事したかったから。
それでも嬉しくて、翌朝のLINEで夢じゃなかったことを確認したのでした。




当時、実写版アラジンの公開直前。
アラジン気になってたから、友達と行こうねって話してた。日にちを決めなきゃなーなんて呑気にLINEしてた。


金曜日に、彼から「今週の土曜日は仕事だよね?その後って空いてる?」って聞かれて、友達との予定は週明けにするつもりだったから、空いてることを伝えたら
「アラジン 一緒に観に行かない?」


あら。お出掛けする日にちも行先も大体決めたのに。
これはもしかしたら、今度聞かせてって言ったことと関係あるかな
なんて内心思いながら、会って話せるなら純粋に嬉しかったから快諾した。
本当は夜ご飯も一緒にって誘われてたけど、京都もあるしお金ないから、泣く泣く事情を説明して今度にって。



そして土曜日の仕事後にスマホ開いたら、少し早めに出発するってLINEが。
めちゃめちゃ残業してた訳じゃないけど、メイクしたいし待たせたくないなって思いながら返事したら
時間的に渋滞が怖くて早く出発するだけだから、気にしないでって。


でも、初めましての日にバイバイした場所が集合場所。
そこまで歩くと10分かかる。
急いで帰って、着替えとメイクして、友達と夜まで遊んでくるって言って家を出た。


家を出た頃に「もうすぐ着くよ」ってLINEが来たから
ダッシュで向かった。


集合場所に着いても車が見当たらなくて、LINEしなきゃって慌ててたら本人が現れて、内心びっくりした。
でも会えば、緊張が解けるんだから不思議だよね。
今の方がよっぽど色々な意味で緊張するもん←




映画館まで拙い道案内をして、途中道間違えた(笑)
ごめんなさい(笑)
笑って許してくれたけど( .. )今は、怒られる(苦笑)
着いたらチケット買って。
上映開始まで時間があったから、ウィンドウショッピングして大きな家具屋さんで遊んでた。


上映開始時間より先にウィンドウショッピング先が閉店するから急いで映画館に移動したのも、笑ったな。
移動したら、いい時間になったからスクリーンへ。






実写版アラジン。字幕。
すーっごく良かった‪(*´꒳​`*)‪楽しかった(*´꒳​`*)
アニメ版と劇団四季しか観てないから、実写版はこんなんなんだーとか、ジャスミンがカッコよくて惚れた‪(*´꒳​`*)
ジャスミンの劇中歌はその後も何度もリピしたくらい、お気に入りの曲になった。
ジーニーが、まんまウィ〇・スミ〇だったけど(笑)
服着れば何とかなったから良し◎(笑)
でも、めちゃめちゃ笑ってしまった(笑)




終わって、遅いし送ってくれるって言ってくれたのもあって親に連絡するの忘れて(本当に申し訳なかった ごめんなさい)そのまま、彼と駐車場に向かった。

その道中と車内で(「彼」[私])
ジーニーに3つの願い叶えて貰えるなら何頼む?」
[えーっと、亡くなった人を蘇らせたり、その逆は駄目。あと人の心を操るのは駄目なんでしょ?どうしよう…]

「真面目に考えてる(笑)」
[だって、そんな急に思いつかないよー!何か思いついた??]







「貴方の彼氏は自分がなれますようにって願うよ」
[え…?]







告白のこと 忘れてた訳じゃない。
いつ聞けるのかなって。
本当はお出掛けまでお預けかなって思ってたから
聞き間違えたかと思った。
でも、聞き間違えじゃないって分かったら涙が溢れた。
ドキドキし過ぎて。
嬉しすぎて。
返事がすぐに出来なかった。
言葉が出てこない代わりに涙が溢れるから。




それを見た彼が慌てたのか、近くの駐車場に車を止めてくれた。

「大丈夫…?」
[自分が好きな人が、自分のことを好きになってくれるの久しぶり過ぎて嬉しくて泣いちゃった]



[私で良ければ、彼女にしてください…!]



抱き締めてくれた。
初めましての日には我慢してたけど、思いっきり抱き締めてくれた。凄く嬉しかった。


[私、ワガママかもしれないよ?重いかもよ?恋愛初心者だよ?]
「年上だから大丈夫(笑)」



笑って、私にキスをくれた。
ジーニーが願い事を叶えてくれた夜になった。