私に恋人が出来たお話 その1

雄也さんの舞台遠征が終わろうとしていた最終日。
お友達に出会い系アプリの存在を教えて貰った。

お友達が過去使ってたこと、登録には男女共に個人情報を載せないといけないこと、女性側の金銭的負担がないこと。
正直最初は、使うつもりは無かったけど興味本位で登録することにした。
しばらく恋愛してなかったし、24になるし、タイミング的にも本気にならなきゃって心の片隅に思ってたのもあったけどね。



そして、登録して驚いたのがすぐに男性側からメッセが送られてくること。
その数の多さ。びっくりした。
年齢は様々だったけど、時々私より年下もあって、それは問答無用でごめんなさいした(笑)
年下苦手なの(笑)

そんなにやり取り出来ないし、登録されてるプロフや顔写真を見つつ最初は5人くらいとやり取りし始めた。
でも割とすぐに、ご飯行こうと言われることもあったり、何か違うなって思うこともあったり。
やり取り自体が嫌になったり返事来なくなったり。
それでも最終的に2人と頻繁にやり取りすることになった。


1人はジブリや乃木坂が好き。
見た目は普通。タイプではない。
でもそんな頃、乃木坂も最盛期?でよくテレビで観てたし、歌も好きで口ずさむことがあったから話せた。
あと、男の人でジブリが好きなのって珍しいかもって思って盛り上がった。


2人目は、「MA!」の写真に反応してくれてメッセをくれた。
ミュージカルやアフタヌーンティーの写真を登録してあったけど、写真に反応をくれたのは初めてだった。
見た目は普通かな。むしろ、片思い相手が割とロングヘアだったのに対して、その人は短め。
男の人だけどミュージカルファン。劇団四季も宝塚も東宝系も観る人。ディズニーも詳しかった。
正直、最初はお友達止まりかなって思った。



でもね、2人目の彼のメッセを待ってる自分がいた。
楽しかったから。長いメッセ送っても、ちゃんと返してくれた。
1この話題に、ちゃんと答えてくれる。
年下の我儘娘に。猫かぶってたのもあるけど、それでも楽しかった。




メッセし始めて暫く経って2人から、ご飯に誘われた。
1人目は、あまり乗り気じゃなくて約束だけして。
2人目は直近の日にち。なかなか予定が空いてなかったのもあるけど。



そして、2人とやり取りし始めて初めての週末。
2人目の彼が東京遠征して、「レ・ミゼラブル」を観に行った。その時にはLINEでやり取りしてたのかな。

あ 違う。レミゼきっかけだ。
私は、LINEは会ってから交換したかったんだけど、彼が家以外の場所でアプリを開くの恥ずかしいって言ったんだ。

私自身は気にしてなかったけど、そういうの気になるんだなーって思って、変になるようだったらブロックしよって思って交換したんだ。


LINEでも変になることもないし(当たり前だよね)、通知も来るからレスポンスが益々早くなった。

レミゼが帝劇だったから
「帝劇に着きました」とか「男子トイレなのに列が出来てる(笑)生田さん効果?(笑)」ってLINEをくれて。
レミゼはストーリー的にも重たくて、苦手な描写も多いから観に行くのは先になりそうって言ってた私でも話せるようにLINEをくれた。


レミゼ終演後に「夜、LINEで電話しませんか?感想とか色々話したいことがありすぎる!」って。

暇してたし会う約束の1週間前だったから快諾して、夜を待った。
LINEはある程度考えてから返事出来るけど、電話ではそうもいかないから緊張するし、我が家の壁は薄いからJUMPの音楽掛けて誤魔化しつつ()
誤魔化してたら連絡が来て、電話スタート(笑)


さて、長すぎて先々読むことになる自分が辛いからその2に続く(笑)