薔薇と白鳥 全公演お疲れ様でした!

7月1日 薔薇と白鳥 大千穐楽
本当に本当にお疲れ様でした!


雄也さんは初舞台にして初主演。初ストレートプレイ。
初めてのオンパレード状態。
光くんは4年振りの舞台出演。


きっと大変なことばかりの公演だったと思うけど、日が経つにつれてブラッシュアップされていく舞台。

そんな素敵な舞台のネタバレと個人的な感想を残します(笑)



最初舞台セットを見て階段?って思ったんだけど、始まって納得。お部屋だったの。



シェイクスピア(ウィル)登場シーン。
新人俳優として入団したウィル。
渡された台本を覚えたらテストするとヘンズロウ(ローズ座のオーナー)から言われる。
あっという間に覚えて芝居を始めるが、指定した脇役以外も演じようとするからヘンズロウに、それは無理だと指摘される。
でも居合わせたネット(ローズ座の看板役者)は止めるのはもったいない、才能があると踏み、2人で芝居を続ける。

アンサンブルまで完璧に演じるウィルの表情と表現力は凄かった。
めっちゃ表情豊かなの!ひと息吸ったらその世界に入っちゃうの!
その役になりきっちゃうの!
1人でその世界を作り上げる役者になってた!
雄也さんの演技力のレベルアップに脱帽!



クリストファー マーロウ(キット)と出会って、台本書きに関しては素人のウィルに教えて欲しいと頼むが「台本の書き方は俺から盗め!」って言われるの。
その返事が「分かりました!盗んで盗んで盗みまくります!!!」(めっちゃ元気に)(笑)
いやいや(笑)そんなん大声出して言っちゃダメでしょって笑っちゃった(笑)

そんなやり取りしてる最中に、キットを追ってる借金取り立て屋と出くわしてしまう。
ウィルがキットを守ろうとするの。
「あんな刺激的な台本を書くには修羅場も必要です!僕にも修羅場をください!」『そんな修羅場は必要ない!』(ニュアンス)『腕を怪我したら詩が書けないだろう!!』「あ、そうですね」
なんて言いながらきっと一緒に逃げ回る。
机や椅子を引っくり返しながら、ちょこまかちょこまか動き回る2人には笑わせて貰ったな(笑)
それに怒る取り立て屋(笑)
ウィルにひっくり返された取り立て屋の片方、まさにすってんころりん状態だった(笑)


逃げ回った後にウィルの希望で酒場に連れていき酔っ払ったキットを居候先に届けるウィル。そこで部屋の主で娼婦のジョーンとウィルが出会い話すシーン。
キットと仲良くしてくれてるウィルを気に入るジョーン。
ここでの会話のシーンが結構お気に入り!


「人は1枚のお皿の片割れ。1枚のお皿になる為にもう片方の片割れ(恋人)を探すの。キットとは1枚のお皿になろうと思ってないし、でもお互いそれを分かってるから居心地がいいの。」(ニュアンス)
なるほどなーって思って、凄く印象的。ジョーンの考え方 好きだなって思ったんだー。
でもここで、ジョーンの伝えられない淡い片想いを知って切なかったな。




ラストに向かって時が大きく動く。

ウィルが加担している計画を知るキット。
でもそれを止めたら命を奪うとフライザーに脅されてる。
でも止めないとジョーンの命も危ない。


ウィルを説得に行くキット。
この2人の掛け合いが迫力が凄かった。
ウィルは涙を流しながら初めて本音を話す。


このウィルの涙が綺麗で儚くて。大切に思うものを守りたい、でも心の奥底にある思いは消せない。
そんな葛藤を表現してて、泣いた(;_;)
雄也さんがあんな表情するなんて知らなかったよ(;_;)


そして冒頭に話してた偽金製造機を使ってその計画を止めたキット。(伏線回収が素晴らしかった!!)


劇場に大量の偽金が降ってきたの!


ヘンズロウがめっちゃ偽金拾ってんの(笑)んで、偽金って分かった瞬間 「こんなに拾ったのに(`o´)」ってばらまくの(笑)
それを居合わせた皆に呆れ顔で見られちゃうの(笑)
笑った(笑)
衣装係役のキャストの「何も見てませんよ?」のセリフ いい味だしてた(笑)

その偽金 1枚貰ってきました 宝物。(内緒ね)




5月31日 光くんがマーロウの命日の公演だったのに、完璧じゃなかったってひかぺに書いてた。
確かに、台詞が詰まったり噛んだりした所はあった。
でも全然お芝居でカバーされてたと私は思うの。

矯正してる上、とんでもない台詞量。
ほとんど喋りっぱなし。
雄也さんが表情でお芝居することが多いのに対して、光くんは喋ることで表現する。
それも30日は初めてのマチネソワレの2公演。
あんなにエネルギーのいる舞台だもん。
そりゃ疲れるさ。多分私が今まで見た舞台の中で1番喋ってるよ 光くん。

舞台は生物。
きっとマチネソワレの波に飲まれちゃったんだよ。
雄也さんも2回くらい台詞言い直したよね。
後々ちゃんと立ち直してたけど。




比べて(比べたくないけども!)
6月7日(マイ楽)は台詞回しも含めて完璧だったと思う。素晴らしかった!!
冒頭から光くんも凄く調子良かったと思う。
ちょっとした笑わせる掛け合いも自然体だったし。

雄也さんも一瞬で世界を作り上げてたし、華やかさも増してた。
カテコでB作さんに笑顔で背中叩かれてた光くん。
「良かった」って言われてるみたいに。

雄也さんはカテコ中もずっと泣いてた。きっと、ウィルのままだったんだね。それだけ感情移入してウィルとして生きてた雄也さんが素敵だった。
誇らしかった。






千穐楽
「この舞台のお陰で芝居が大好きになりました」
って雄也さんが挨拶してたってレポを見た。

デビュー当時はお芝居することが楽しくなくて、自分自身が楽しめなくて苦しんでた雄也さん。
そんな彼が時を経て、色々な経験を積み、今回の舞台出演でお芝居に対して、更に前向きに取り組めるようになった。


いちファンとして、とても嬉しかった。
元々私は舞台やミュージカルが好きで、今でもミュージカル遠征の方がジャニーズ遠征より多い。
いつかは雄也さんにミュージカル出演して欲しいと願っているくらい。

今回の舞台で、私の小さなその夢に一歩近ずいたと思うと嬉しい。


そんなきっかけになってくれた舞台 薔薇と白鳥。
ジャニーズ主演の舞台の円盤化はとても難しい。
でも叶うのなら円盤化して欲しい。
私は運良く2回観劇出来たけど、観られなかった担当さんも沢山いる。
他担さんにも是非観て欲しい。

それくらい素敵な素晴らしい舞台だったから。



薔薇と白鳥 最高!
大好き!ありがとう!!